『やっぱり気になる…』


「???」
隣にいた和也が、俺の視線に気づきどアップで迫る。
「うわぁっ」
「何見てるんや?」
「えっ?いやっ、な、何でもないよ」
「……」
和也は、俺の視線の先にあったものを見つけて「ふぅーっ」とため息をつく。
「なんや、みる様と楓さんやんか」
「あぁ、まぁな」
「何?二人のこと気になるんか?それとも気になるんわどっちや?」
とにやにやしながら迫る。
お、男に迫られてもうれしくないぞっ
と、心の中でつっこみながら、その全てを否定する。
「なんか、あの二人って異常に仲がいいなぁ〜と思ってさ」
「まっ、そらそうや。楓さんは、命かけてるからなぁ」
「しかし、異常なぐらいだぞ。もしかして、今流行りの…」
「今流行りの?」
「いや、何でもない。」
俺は、あわてて顔を逸らす。
言いかけて、またいらんことを言いそうになったことに気づいた。
「もしかして、楓さんとみる様があっちっちぃ〜って」
「思ってない。それより、お前、言うこと古くないか?」
「まぁ、気にすんな。関西人は、ネタが命や」
「……」

ガタンっ
「あっ」
みるの短い悲鳴があがる。
何かに躓いたみるが、前のめりになっていた。
それを咄嗟に楓が抱きとめる。
「みる様、大丈夫ですか?」
その誰も介入できない雰囲気に、俺はまたいらんことを呟いてしまった。
「やっぱり…」
「そうかもしれんな」
和也も自然に呟く。
二人の周りに百合マークが見える。
「昼間の和也じゃないけど、これじゃあ男があぶれるな」
「なら、わいらで薔薇マークでも飛ばすか?」
「ばぁ〜か」
俺は、和也の戯言にあきれて背を向ける。
「なっ、関西人にバカっと言うたなぁ。関西人にバカは禁句やぞぉ」
「なら、アホ」
「まぁ、アホならまだ…。ってそないな問題やない!!」



SINが、こんな学園ドタバタならおもろいかも…
って何かが違うお話しでした…ちゃんちゃん